最近のキャリアの行き詰まり感から手に取った本。共感できる部分もあったので、読書メモ。
停滞感は「居場所感」が決める
割と共感したのが、この一節。
データからも、ミドル・シニア期を迎えた人は、「チームのなかに自分の居場所がある」という感覚を持ちづらい実態が見えてきました。この感覚を居場所感と呼ぶことにしましょう。
CHAPTER 4 居場所をつくる [Associate]
ここ最近感じている私の停滞感がピタリと言語化されているように感じた。ここ最近は孤独感を強く感じていたなと気付かされる。
新卒のときは同期入社のコミュニティや指示をくれる上司やら先輩が多くいたように思うが、さすがにミドルになるとそういう存在もいなくなるし、指示をされるような立場でもなくなってくる。
居場所感を保っている人には、どんな行動が見られるのでしょうか?(略)主に次の3つの行動から構成されていることがわかりました。
CHAPTER 4 居場所をつくる [Associate]
・他部門と積極的にコミュニケーションする
・なるべく多様な人々との関わりを増やすようにする
・積極的に異なる意見や主張を周りから引き出す
解決先として提示されていたのは上記の3点で、非常に重要であるとも思う一方で目的のないコミュニケーションは意味をなさない。
結局のところミドル・シニアの立ち回りとしては自分で仕事を作り、周囲を引き付けていくことができなければならないのでは、と感じた。