最近、ブログを書くなかで、誰かの役に立つような記事を書きたいなという気持ちが出てきた。自分の中で語れそうなものを書いてみたい。今回は大学受験について。もはや20年くらい前の話なので、今の大学受験に通用するかは不明だが。なお、私大文系である。
- 大学、学部選び
- 受験を意識し始めたら、早いタイミングでオープンキャンパスなり開講期間中に大学に見学に行くこと。知らない、わからないものは選べないので、まずは行って見てみること。キャンパスを見ることでモチベーションも高まる
- 大学、学部で職業は決まらないので、そんなに思い詰めなくてもいい。(後知恵)新聞を読んで興味を持ったニュースから学部を考えるといったレベルでも十分(医看護、教職などの専門職は別)
- 親や教師の意見ではなく、自分が行きたいと思う大学、学部を選ぶこと。学習モチベーションもそうだし、自分で選択したということが先々においても大事になる
- 経済的に許されるなら、可能な限り受験数を増やすこと。出題がハマる、ハマらないで、偏差値が高いところに合格することもあれば低いところに落ちることもある。ボーダーラインギリギリの実力だと、合否は確率論な部分もあるので、チャンスは多いほうがいい
- 受験勉強全般
- 経済的に許されるなら、予備校に通う。短時間で受験のノウハウを詰め込めるのはやはり強い。最前列とは言わないが前のほうに座ること
- 受験勉強の早いタイミングでセンター試験(共通テスト)、志望校の過去問を解いてみる。まずはゴールを確認することが大事
- 経済的に許されるなら、自分の志望校に関連する模試を受ける。時間配分など含めて場慣れすることも大事だし、実戦と復習は学習効率が高い
- 少しずつ完璧な理解を目指すよりも、早く全体感を掴むような学習のほうが大事
- 受験勉強は時間と質のかけ合わせ。時間だけをこなすような学習はしない
- 落ち着いて学習できる場所を探す(自宅、予備校の自習室、勉強OKな図書館など)
- 英語
- 大量の長文を速く、沢山読むことで英文に馴染むと効率がよい。一文一文、文法を確認して読み下すことも時に必要だけれども、それでは学習ボリュームが足りない。私は某速読塾的なところにも通っていたが、結構昔に閉校しているようだった
- 英文に慣れてくると、文法問題も雰囲気で解けるようになってくる。文法も理解のために学習したけれど、問題を解くときにSVOCなんて分析はしてられない
- 単語帳を暗記するのは効率が悪い。頻出単語を抑えておくことは大事だけども、異なる文脈で同じ単語を何度も読んだほうが記憶に残る。単語帳は暗記ではなくサラッと読むくらいでOK
- 国語
- 現代文
- 頻出の漢字、熟語は存在するのでそのあたりは抑える。参考書がある(人口に膾炙する、みたいな熟語)
- 問題は本文から論拠を探すゲーム。問題に対しては著者の気持ちになるより、本文から論拠となる文章を探して、それを元に解答をする
- 古文、漢文
- (学習テクニック的を完全に忘却)
- 現代文
- 世界史
- 古代文明から順番に丁寧にやる、ではなく世界史の教科書をざっと通読して、全体を理解することから始める
- ノートの整理や補助教材を通じて、自分の中で歴史の流れを作ることが重要。単語を暗記するのではなく、文脈を理解するほうが覚えやすい。その軸に沿って知識を肉付けしていくイメージ
- 生活
- 睡眠時間は確保する。毎日7-8時間は寝ること。寝ないと学習効率が上がらない
- ネット、スマホに入り浸らない(私の時代はスマホがなかったが、2ちゃんねるを結構見ていた。今の受験生はスマホと距離を置くのは大変そうだ)
- 喫煙や飲酒しない(私の時代は予備校に喫煙室があった)
- 試験
- 出願などの事務手続きは早めに、余裕をもって終わらせる
- 解答用紙に自分の解答を記載し、自己採点をできるような習慣付けをする
- わからない問題もとりあえず解答を埋める。まぐれで正解するかもしれない
- 最後の1秒まで取り組む。マークズレや記述漏れがないかを点検する
また何か思い出したら追記したい。