週末に時間ができたので、久しぶりにソロキャンプに行ってきた。まだまだ初心者の域を出ていないけれども、キャンプは毎回の学びを活かして、技法や道具を改善していくことで成長を感じることができるのは、楽しみのひとつだと考えている。以下、今回のキャンプの私的な振り返り。
良かったこと
- 車が乗り入れられて荷物の運搬や設営が楽な初心者向けの丘のサイトと、車が乗り入れられず荷物の運搬が大変だけな上級者向けの渓流のサイトのどちらにするか悩んだ。初心者なので丘のサイトがいいかなとも思ったが、自分の気持ちを優先して渓流サイトを選んだ。筋肉痛になるくらい荷物運びは大変だったが、涼しさや水音が気持ち良く、自分の気持ちを優先した選択ができた。
- キャンプ場では何もせずダラダラするつもりで、スイッチや本を持ち込んだ。ゲームに読書とゆったりと過ごせた。夜は雨音を聞いてゆっくり過ごすことができた。
- 水靴、水着を持ち込んで渓流に入り、冷たい水を浴びて気持ちよかった。
- 初めてクーラーボックスを導入したが、夜まで飲み物の冷たさを維持できてよかった。
- 料理は完全に手抜きをして、冷凍ピザや冷凍焼き鳥を炭火で焼いて食べたが、とても美味しかった。
- 買い出しでお酒の量を適切に抑えられた。毎回、飲みたくなるかもしれないと思って4本くらい買って飲みきれないのだが、今回は500ml缶と350ml缶の2缶で抑えた。二日酔いにもならずちょうどよく酔えるくらいの量だった。
- 面倒くさがらずに寝る前にシャワーを浴びて、さっぱりと床に着くことができた。
悪かったこと
- 車だと荷物の量の制約が緩いので、とにかく荷物が多くなってしまった。結局使わないものも多くサイト内が片付かない感じになってしまった。
- 帽子を忘れてしまった。炎天下の中で帽子無しは厳しかった。
- キャンプといったら焚き火でしょうと焚き火をしたが、普通に暑かった。無理にやらなくてもよいかもしれない。虫除け的な意味でやってもいいかもしれないけれども火量を抑えめにするとか工夫が必要。
- メスティンでご飯を炊くのが難しく、とても時間がかかってしまった。生煮えになってしまい、水を足してもう一度火にかけるということをした。メスティンの蓋が全然開かなくてイライラした。
- セーブしたつもりだけど、それでも食材が多かった。ちょっと足りないくらいかな、でもよかったかもしれない。
- 油と塩胡椒、醤油だけの味付けだと、後半に飽きが出てしまった。
- 折りたたみ式の荷物かごが破損して、底が抜けて使えなくなってしまった。
- グランドシートを間違えてテントの底より広げて敷いてしまい、夜の雨で浸水した。
- 外はやや涼しさを感じるくらいの気温であったが、テントに入ると暑さと湿気で寝られなかった。やはり夏のキャンプの暑さは厳しい。暑くて寝られないのは毎度のことなので、対策を考える必要がある。
- ランタンや携帯の電池が切れてしまったこともあり、暗闇の中で小さな懐中電灯ひとつで歩いていると、不安を感じた。
改善したいこと
- 購入を検討したいもの
- キャンプ用の皿:普段使いの木のお皿だと嵩張る
- 容量の大きなモバイルバッテリー:5000mAhのものだとスマホも十分に充電できず容量不足
- USB-C対応のシガーソケット充電器:持っている物がUSB-Aで走行中にスマホを充電できない
- スキットル:もう少しお酒を飲みたくなるかも、という気持ちのために
- 丈夫な荷物かご:今回破損してしまったため
- キャンプ用まくら:普段使っている枕を持っていったが、大きく嵩張るし汚れも気になる
- シェラカップ/キャンプ用マグカップ:コップがないことに微妙に不便さを感じている
- ランタンフック:無くしてしまった。
- 持ち物リストに追加したいもの
- 懐中電灯の予備電池:電池切れの不安を感じた
- 調味料:塩胡椒と醤油だけだと味が単調になる
- 持ち物を減らす工夫
- 本:今回は3冊も持っていったが、読めるのはせいぜい1冊
- 包丁:ビクトリノックスのナイフでも十分だった
- ノートPC:いつも持っていくが結局、開くことはない気がする
- 携帯ラジオ:雰囲気を感じられるけど、周囲への音の配慮が気になって使わないことが多い
- 着火剤:小分けにして必要な分だけ持っていく
- 着替え:虫対策で長袖長ズボンも持っていったが着なかった(予備の着替えはカバンを分けて車に積んでおくのがよいかもしれない。)
これらの反省を活かして、また次回のキャンプを楽しみたい。